セイコーリングウォッチを保護しました。11-0810R

指輪型時計、セイコーリングウォッチを保護しました。

 

 

この小ささで機械式時計!

搭載している11Aムーブメントは21600振動で40時間のパワーリザーブ、こんなに小さいのに。

ちょっと大きな宝石に見えるカットガラスで見た目も大変良いですが、おかげで何時なのかほぼ分かりません笑

 

 

さっそくバラしていきます。

外装構成はガラス側とベース側だけ、あとはムーブメントの三点です。

細かく見るとガラスの傷が目立ちますね・・・外装のくすみ取りもかねて磨きます。

 

 

文字盤は二本のねじで止まっています。

カンヌキ抑えのスプリングが結構なテンションなので飛ばさないように。

シンプルなノンデイト手巻き二針とはいえ、このサイズ感。

しっかり耐震装置もついていたり、昔のものつくりには本当関心するばかり。

 

 

11A型は17石と21石の仕様違いがあり、基本構成は変わらず保油機構が追加されているようです。

リングウォッチだけでも、プラチナ・18K仕様など高級品はもちろん21石仕様で

今回の金メッキなどは17石、普及品です笑

とはいえ互換性はあるでしょうし、こわれても部品は出そうですね。

ガンギ車が4番車の軸につっかえてしまい、写真したの隙間から入れるような形です。

ギッチギチに詰め込まれた歯車が動いているのはロマン、愛でろ。

 

組み立ててもなぜかガンギの動きが渋く、よく見れば中に浮いてました。

本当にギリギリで動いてて、今回のバラしでついに宙つりになっちゃったみたい。

しっかりアガキ調整しておきました。

 

 

組み立て終わったら前回のサンドスも着けて成金ブレード。

時間にルーズなのに時計ばかり着けて何になるんだ。

 

指輪という特性上、女性のほうが使いやすそう・・・と思いきや

なんならレディースでも時計部分が出っ張っているため、なおさら使い方が絞られるアクセサリーだと思います。

 

ファッションとしてシルバーがありますが、これはゴールドですしリング部分がエレガントな細身なのでちょっと違う。

 

和装のタイミング・・・?かな・・・?

 

めんどくさい取引先や上司と話し中、時計をチラリとみて「いっけないこんな時間!」ムーブも出来ませんしね。

 

考えてもしょうがないです。

今時いろんなファッションが認められる時代になってるんで、スーツスタイルでもカジュアルなタイミングでも気に入って使っていればいいんです。

 

11A型はノーマルな腕時計型、ペンダント型、和装の帯に着けるタイプもあるので生きている間に見てみたいもんです。

それではまた今度。

 

 


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