インドの時計、HMT。
フォーマル・カジュアル・ミリタリー。
様々なデザインを出しつつも爆安で出回っている機械式手巻き時計といえば!のひとつ。
我々のような貧困層にも優しい。
HMTはシチズンとの共同工場をインドに設立し、1970年代からホーマーをベースにした時計を世に送り込みました。
ホーマーベースなので部品の入手は容易、シチズン謹製パラショックで頑丈と
ガシガシ使える手巻き時計として確固たる地位(当社比)を確立しているメーカー・・・でした。
時代やクォーツの波に吞まれたり、経営のやらかしで2000年代にウォッチ部門は消えちゃいました。
※HMTブランドはまだ継続してるようです。
手巻きは見当たりませんが、自動巻きでミヨタムーブを搭載しているようですね。
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明るめ金メッキが安っぽい煌めくSONA。
ワインカラーきれいじゃないですか???これもやすっぴい?
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裏ブタをめくれば一度手が入った痕跡がありますね。
・・・ムーブメント固定ネジは何処行ったんだァ???
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カレンダーなしのシンプル無骨で実用重視のムーブメント。
ばらし方はホーマーと全く一緒です。
インド製なので仕上げが荒かったり、ネジ山の勘合が微妙、パラショックが怪しい
などなど愉快な仕様。
動きゃいいんだよ!!!
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ばらしました。
写真に残ってないのですが、めちゃくちゃグリスグリスしてあって動きが大変渋い原因になってました。
しっかり洗い落として、超音波洗浄します。
地板側のパラショックが取れなくて詳しく見たところ、微妙なバリが食い込んで引っかかってました。
インドという緩やかな時の流れ、大陸のおおらかさを感じられますね。
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インデックスや針は曇ってたので、軽く磨いて組み立て。
シチズンの台座があったので誰が親なのか思い出させました。
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超イエローゴールドとワインカラーの組み合わせめっちゃ目立って良い~~~~!!!
シャツの裾からチラリと見えればカラチの喧騒すら脳裏に浮かぶ(?)
各部品の精度は本家に届かないでしょうが、実質ホーマーなのである程度追い込むことも夢ではありません。
動くのであれば、しっかり道具として使いたいもんね。
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SONA着けてカレーを食べに行きました。
燻製マトンのキーマ、うますぎる。
香りと雰囲気を押し付けて、遺伝子レベルでどこ生まれなのかを再認させました。
ここは富山県、カレーがおいしい国。
おいでよイミズスタン(趣旨外れ)