引き続き、友人宅から発掘したセイコースポーツマンを分解してみようと思う。
もう見るからにさびてますね・・・。
リューズも動きませんし、針も動きません。
分解洗浄で動くとは思いませんが、それでも一筋の光をめざして…!
おそらく巻き芯から水分か何かが侵入して、そのまま放置、不動になったのでしょう。
さびるところは漏れなく錆びてました。
スポーツマンは若者向けに軽快なデザインに防水機能、かつお手頃価格でよく売れたそうです。
防水を信じて海にでも飛び込んだんですかね・・・
手巻き防水、しかも古いのはもう水場厳禁!そもそも手巻きするときの巻き芯がウィークポイント。
自動巻きの恩恵はウィークポイントを触らず、中身だけで完結するシステムです。
こんな感じで軸も固着してました、そりゃ動きませんわ。
これは潤滑スプレーしたあとに超音波洗浄機で取れました。
インパクトの強い表面、カレンダーはもちろん裏抑え周りが悲惨なことに…。
できるだけ壊さないように洗浄してみます。
カンヌキ折れた!!!!!!!!!
サービス終了ですお疲れさまでした。
自分のだったらそのまま部品箱へシュートしてるところでした
でも人の時計なので時計の形まで直しましょう
全部の部品を洗浄後オイルアップしてもとに戻しました。
カンヌキ周りは部品取替えで動きそうですが、部品代で中古買えそうなんですよねスポーツマン・・・
悲しき時計(;´Д`)
あとは持ち主と相談して様子見ですね。
しっかり動くんですよね・・・
めちゃくちゃ使い込んだ時計みたいでかっこいいのにもったいないなぁ
Cal.957(SEIKOSHA)cal.6602Bが手に入ったらニコイチか、部品どりとして後世に伝えましょう。
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