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メガネ・補聴器 シオタニ

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2022年7月23日

初めての遠近両用について

遠近両用レンズを購入されるきっかけとして、近くが見えないのはもちろんのこと

メガネをかけ替えるのがめんどくさい!も多いようです。

めがねのシオタニで、遠近両用を作製する流れとして

  1. 視力測定
  2. 見たい距離の測定、要望
  3. テストレンズにて、想定している距離でお試し
  4. レンズ銘柄の選択

になります。

実際には細かい作業はありますが、大まかな流れとしては上記通りです。

メガネをかけ替える必要がなくなり手間がかからない、外したメガネを置き忘れて紛失。

買い物へ行き、商品を手に取るも文字が見えない。

両手がふさがってる時にメガネを外す必要がない。

一つの眼鏡で近くから遠くまで見れますので、老眼に悩む方の強い味方になります。

ただしメリットばかりでは無く、デメリットも存在します。

①.視線移動が慣れにくい

   レンズ上部から下部にかけて度数が変化していくので、近くを見る際は良いのですが

   左右は横目で見ることができず、顔を動かす必要が出てきます。

   また写真の点線から先は見えない領域になりますのでユレの原因になり慣れるまで時間がかかるかも。

②.姿勢で疲れてしまう。

   ソファに腰かけ楽な体制でテレビでも…がちょっと難しいです。

   ①で記載した上部から下部にかけて度数が変化していくので

   深く腰掛けた姿勢だと視線がレンズの下になってしまい遠くが見えない状況になりかねません。

   見たい場所によってしっかりと顔の角度を変える必要が出てきます。

③. メガネのスタイルによって見える範囲が狭い

   写真に11mmタイプと14mmタイプがありますが、度数が変化する累進帯長と言われるものです。

   レンズの縦幅が狭いとその幅で遠近を実現させるため必然的に狭くなり、また度数の変化も急になります。

   特に中間距離が狭くなってますね。

   視線移動が少なくなるので慣れた方は狭いほうが良いという方も・・・。

デメリットこそありますが、かけ替える必要がない最大のメリットがありますので

上手く使っていただければ欠かせない相棒になってくれるはずです。

遠近両用は極論、慣れです。

年齢が経つごとに近くを見る度数、「加入度数」と言われる数値が大きくなり

加入度数が大きいとユレ、歪みが大きい傾向になります。

少ない加入度数で済む年齢から扱うと慣れるのも早いため、今後加入度数が上がっても慣れやすくなります。

またお客様次第で遠近両用よりも、中近両用や近々両用のほうが使いやすい環境になる可能性もあるので

ぜひスタッフとご相談ください。