PEN D2保護して修理

PEN D2を保護しました。

外装はぼろいのはもちろん。

露出計不良、無限シャッター、レンズカビ、拭き傷多数でジャンク箱に入ってました

ほぼワンコイン、ワンコインなら買うかぁの精神。

PEN DシリーズはD、D2、D3まであり、DとD2は一緒のレンズですが

Dはセレン光、D2はcds測光式に変更されて、D3ではレンズがF1.7まで大口径化されました。

Dは持っていますし、PENの露出計は独立していますので分解も簡単です。

今回のD2はダイヤルが傾いてたり、分解跡が所々わかるんですよね・・・

つまり分解したけどダメだったタイプ?

ちょっと怖くなってきた。

まずは軍艦部を外す。

PENは見えるネジを外していけば大体OK

無限シャッターチャージ現象は

鳩サブレ状のカムに沿っているチャージレバーのカムが摩耗して小さくなってしまい

巻ききれない状態になってしまうのほとんど。

これもそうかと思ったんですが・・・チャージレバー支点のネジゆるみが原因でした。

閉めると大丈夫!ラッキー!

そうときたら次はレンズだ!

 

レンズ銘板を回して、前玉を取り出せば心臓部が収まる部分の御開帳。

コパルシャッターも見慣れてきました。

全開の1/500以外は右側に付いているガバナーで調速する仕組み。

スローで変なシャッターになるときは大体ガバナーがおかしいと思ってます。

ガバナーって組む時めちゃくちゃめんどくさいんですよ、ギアやカムの位置しかり

そこに組み合わさるバネがもう大変。

本当はバラしたくなかったけど、バネが変形してましたので修正するためバラしました。

組む時には写真の方向で組むと、楽だと思います(当社比)

レンズ分解

今回の個体は前玉の拭き傷がコーティングまで殺しており。

後ろ玉がカビと曇りで靄っている。

なんとも写りがほんわりしそうな構成です。

伝家の宝刀キイロビンでも限界はありますので、シャッターとボディを仕上げておき

レンズは綺麗な個体を探し出して移植することにします。

cds式露出計なので電池を使います。

この時代の電池と言えばMR9電池、そんなものはないので何時も通り補聴器用空気電池の出番。

電池室は腐食で緑青吹いてたため、磨き上げて再ハンダ。

配線も腐っているので打ち換えます。

これで無事露出計が動くようになりました。

cdsなら部品も融通利きますし、今後も大丈夫でしょう。

後日、修理中の個体よりぼろいけど奇跡的にレンズが綺麗な個体をゲットしました。

レンズを組み込んだら無限遠の調整へ。

フォーカシングスクリーンはないので半透明のセロテープをフィルムガイドに張り付けて代用。

キズ見やルーペで拡大しながらピントを追い込みましょう。

PENの場合、ヘリコイドとピントレバーを止めている3本のイモネジを緩めて調整します。

無限遠にピントが来る場所を覚えてからピントレバーネジを緩め、無限遠位置に合わせます。

この子は無限遠の手前にピントが来ていたため、位置を覚えてレバーの位置を左巻きに移動で終わり。

これでやっとフィルムを入れても大丈夫なPEND2が仕上がりました!

PEN DとPEN D2

シャッタースピードリングの色が違う。

Dはセレン集光板とメッキでクラシカル

D2の黒はcdsの丸目カバーも相まって端正なイメージ。

どちらもかっこいい、自分で直したカメラなので愛着ありまくりです。

さっそくフィルム入れて出かけてこよう!

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